皆様、こんにちは。大田区議会議員の佐藤なおみです。いつも大田区政へのご協力に感謝しております。
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「紙の保険証がなくなったけれど、病院に行くときは何を持っていけばいいの?」「区から『資格確認書』というものが届いたけれど、これは何?」「マイナ保険証にしていないと受診できないの?」。最近、こうしたご質問を多くいただきます。特に、高齢のご家族がいる方からのご相談が増えています。
結論から言うと、マイナ保険証がなくても、これまでどおり病院にかかることができます。この記事では、大田区の国民健康保険と後期高齢者医療制度の公式情報をもとに、マイナ保険証・資格確認書・資格情報のお知らせの違いと、困ったときの相談先をわかりやすくまとめました。
まず結論|病院に持っていくもの
- マイナ保険証を持っている方:保険証として利用登録したマイナンバーカードを持っていきます。病院の受付にあるカードリーダーで、顔認証または4桁の暗証番号で本人確認をします。
- マイナ保険証を持っていない方:区から届いた「資格確認書」を持っていきます。これまでの保険証と同じように使えます。
- 「資格情報のお知らせ」が届いた方:マイナ保険証と一緒に持っていきます。お知らせだけでは受診できません。
大田区の国民健康保険の資格確認書は、令和8年7月上旬に世帯主宛てに送られており、新しい資格確認書の有効期限は令和9年7月31日です。

紙の保険証はどうなったの?
国は、マイナンバーカードと健康保険証を一体化する方針のもと、2024年12月2日に従来の健康保険証の新規発行を終了しました。現在は、マイナ保険証か、マイナ保険証を持っていない方などに交付される資格確認書で受診する仕組みになっています。
「マイナ保険証にしないと医療を受けられない」ということはありません。マイナ保険証を持っていない方には、資格確認書が届く仕組みになっていますので、安心してください。
3つの書類の違い
1. マイナ保険証
保険証として利用登録をしたマイナンバーカードのことです。医療機関や薬局のカードリーダーにカードを置き、顔認証か暗証番号で本人確認をすると、保険の資格が確認できます。本人が同意すれば、過去の薬の情報や健診結果を医師と共有でき、より適切な治療につながるとされています。
2. 資格確認書
マイナ保険証を持っていない方などに交付される書類で、これまでの保険証と同じように医療機関に出して使えます。大田区の国民健康保険の資格確認書はサーモン色で、70歳以上の方は「負担割合」「有効期限」「発行期日」が印字されています。
マイナ保険証を持っている方には、原則として資格確認書は送られません。ただし、介護が必要などの理由で配慮が必要な方は、申請すれば資格確認書を受け取ることができます。
3. 資格情報のお知らせ
マイナ保険証を持っている方に送られる書類で、自分の保険の資格情報を確認するためのものです。病院でマイナンバーカードがうまく読み取れなかったときなどに、マイナ保険証と一緒に見せることで受診できます。お知らせだけを持って行っても受診はできませんので注意してください。
大田区の国民健康保険では、70歳未満の方の資格情報のお知らせには有効期限がありません。70歳以上の方は毎年8月に負担割合を見直すため、有効期限が設定されています。
病院の受付での流れ(マイナ保険証の場合)
- 受付にある顔認証付きカードリーダーに、マイナンバーカードを置きます。
- 画面の案内に従い、顔認証(カメラに顔を向ける)か、4桁の暗証番号の入力で本人確認をします。
- 過去の薬や健診の情報を医師と共有するかどうかを、画面で選びます。
- 受付が完了したら、カードを忘れずに持ち帰ります。
操作に迷ったときは、受付の方に声をかければ手伝ってもらえます。
大田区の国民健康保険に入っている方へ
大田区は、マイナ保険証の有無に応じて、資格確認書または資格情報のお知らせを、令和8年7月上旬に世帯主宛てに送りました(70歳未満で、すでに有効な資格情報のお知らせを受け取っている方には再送されません)。
- 資格確認書と資格情報のお知らせは別々の封筒で届くため、1つの世帯に2つの封筒が届くことがあります。
- これまでの保険証は対面で受け取る簡易書留でしたが、資格確認書などは特定記録郵便で送られ、郵便受けに投函されます。
- 新しい資格確認書の有効期限は令和9年7月31日です。
届かないとき・区に戻ってしまったとき
転居の届出のタイミングなどにより、資格確認書が届かない場合があります。区に戻ってしまった場合は、大田区役所本庁舎4階の国保資格係(11番窓口)か特別出張所(蒲田東を除く区内17か所)に、顔写真付きの身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)を持って行けば、発行の手続きができます。郵便物を受け取れる状態にしたうえで国保資格係に連絡し、届かなかったことが確認できれば、再送してもらうこともできます。
後期高齢者医療制度(75歳以上の方など)

75歳以上の方などが加入する後期高齢者医療制度では、令和8年7月31日までは被保険者全員に資格確認書が交付されていました。令和8年8月1日以降は、次の条件をすべて満たす方に「資格情報のお知らせ」、1つでも満たさない方に「資格確認書」が送られています。
- 令和8年8月1日時点で84歳以下であること
- 過去1年間で6回以上、かつおおむね直近3か月以内にマイナ保険証を利用していること
つまり、85歳以上の方や、マイナ保険証をあまり使っていない方には、これまでどおり資格確認書が届いています。また、資格情報のお知らせを受け取った方でも、マイナンバーカードを紛失した、更新中である、マイナ保険証での受診が難しいといった場合は、申請すれば資格確認書を受け取れます。
保険が変わったときは届出を忘れずに
就職や退職、引っ越しなどで加入する健康保険が変わったときは、注意が必要です。たとえば、会社を辞めて国民健康保険に入るときや、就職して会社の健康保険に入ったときは、原則として14日以内に区へ届け出る必要があります。会社の健康保険に入っても、国民健康保険の脱退手続きは自動では行われません。
マイナ保険証を持っている方も、保険が変わったら新しい保険への加入手続きが必要です。手続きが済み、新しい保険の情報がシステムに登録されるまでは、マイナ保険証で新しい資格が確認できないことがあります。その間に受診するときは、新しい保険の資格がわかる書類を持っていくと安心です。
国民健康保険の加入・脱退の届出は、区役所の国保の窓口や特別出張所で受け付けています。
会社の健康保険に入っている方は
会社員や公務員の方とそのご家族など、勤務先の健康保険(協会けんぽ・健康保険組合・共済組合など)に入っている方の資格確認書や資格情報のお知らせは、区ではなく、それぞれの保険者から送られます。わからないことは、勤務先や加入している健康保険の窓口に問い合わせてください。
マイナ保険証を使うときのポイント
- 利用登録:マイナンバーカードを保険証として使うには、利用登録が必要です。医療機関や薬局のカードリーダーのほか、スマートフォンのマイナポータルなどからも登録できます。
- 暗証番号を忘れたら:顔認証を使えば暗証番号は不要です。暗証番号の再設定は、区のマイナンバーカードの窓口で手続きできます。
- カードの有効期限:マイナンバーカード本体や電子証明書には有効期限があります。期限が切れると保険証として使えなくなることがあるので(一定期間は使える場合もあります)、案内が届いたら早めに更新しましょう。
- ご家族の受診:高齢のご家族の受診に付き添うときは、本人のマイナ保険証または資格確認書を忘れずに持っていきましょう。
高齢のご家族を支える方へ|確認したい4つのこと
離れて暮らす親御さんがいる方は、次の機会にぜひ一緒に確認してみてください。
- 手元にあるのは「マイナ保険証」「資格確認書」「資格情報のお知らせ」のどれか
- 資格確認書の有効期限はいつまでか
- マイナ保険証を使う場合、顔認証か暗証番号で受付ができるか
- 封筒が届いたまま開けずに置いてあるものはないか
古い保険証を大切に持ち続けている方や、新しく届いた封筒に気づいていない方もいます。特に資格確認書などは郵便受けに投函されるため、チラシなどと一緒に見落とされがちです。電話やお盆・お正月の帰省のときなどに、ひと声かけてあげてください。
よくある質問
Q. マイナ保険証を持っていないと、医療費は10割負担になりますか?
A. なりません。資格確認書を医療機関に出せば、これまでどおりの自己負担割合で受診できます。
Q. 資格確認書と資格情報のお知らせ、両方届きました。
A. 世帯の中にマイナ保険証を持っている方と持っていない方がいる場合、別々の封筒で届くことがあります。それぞれ宛名の方の書類を確認してください。
Q. 親が施設に入っていて、マイナンバーカードの管理が難しいのですが。
A. 介護が必要などの理由で配慮が必要な方は、申請すれば資格確認書を受け取れます。国民健康保険の方は区の国保資格係、後期高齢者医療制度の方は区の担当窓口に相談してください。
まとめ
紙の保険証がなくなったことで、不安に感じている方も多いと思います。でも、マイナ保険証を持っていない方には資格確認書が届き、これまでどおり医療を受けられます。大切なのは、「自分の手元に何が届いているか」を確認し、病院に行くときに正しいものを持っていくことです。
制度の移行期には、高齢の方や障がいのある方など、手続きが難しい方への配慮が欠かせません。私は、誰もが安心して医療を受けられるよう、区民の皆様の声を区政に届けてまいります。お困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。
大田区議会議員 佐藤 なおみ
※記載の内容は、大田区「新しい資格確認書・資格情報のお知らせについて(国民健康保険)」(2026年9月1日更新)、大田区「資格確認書及び資格情報のお知らせの交付条件について(後期高齢者医療制度)」(2026年6月2日更新)の情報にもとづいています。最新の情報は区のホームページでご確認ください。
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