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【2026年度】大田区の認知症支援まとめ|無料の認知機能検診・相談窓口・見守りキーホルダー・認知症カフェ

大田区議会議員 佐藤なおみ

大田区議会議員 佐藤なおみ
元シングルマザーとして、暮らしの声を区政に届けます。
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皆様、こんにちは。大田区議会議員の佐藤なおみです。いつも大田区政へのご協力に感謝しております。

「最近、親が同じことを何度も聞くようになった」「自分も人の名前がすぐに出てこない。もしかして…」。認知症は、誰にとっても身近な病気です。一方で、「どこに相談すればいいかわからない」「病院に連れて行くのはまだ早いかも」と、一人で悩みを抱えている方も少なくありません。

大田区には、無料で受けられる「認知機能検診」をはじめ、相談窓口、認知症カフェ、行方不明への備えなど、認知症の方とご家族を支える仕組みがたくさんあります。この記事では、大田区の公式情報をもとに、「気づく」「相談する」「備える」「つながる」の4つの視点で、使える制度をまとめました。

まず結論|大田区の認知症支援 4つのポイント

  • 気づく:50・55・60歳と65〜85歳の区民は、認知機能検診を無料で受けられます(令和9年2月28日まで)。
  • 相談する:まずはお住まいの地域を担当する地域包括支援センターへ。64歳以下の方は若年性認知症支援相談窓口もあります。
  • 備える:65歳以上の方は「高齢者見守りキーホルダー」に緊急連絡先などを登録できます。行方不明時には「高齢者見守りメール」で地域に協力を呼びかけます。
  • つながる:区内各地で認知症カフェ(オレンジカフェ)が開かれています。デニーズの店舗を会場にしたカフェもあります。

大田区の認知症支援 4つのポイント(認知機能検診・地域包括支援センター・見守りキーホルダー・認知症カフェ)

認知症は「早めの気づき」が大切

認知症は、早い段階で正確な診断と治療を受けることで、種類によっては症状の進行を遅らせたり、症状をやわらげたりできる場合があります。また、甲状腺の病気やビタミン不足など、治療で改善する「認知症に似た症状」が見つかることもあります。

早く気づけば、ご本人が元気なうちに、これからの暮らし方やお金の管理、介護サービスのことを家族と話し合っておくこともできます。「年のせいだから」とそのままにせず、気になったら一度チェックしてみることが大切です。

こんな「もの忘れ」はありませんか?

  • 人の名前が思い出せない
  • 探しものが増えた
  • 同じことを何度も聞く・話す
  • 料理や買い物など、以前はできていた段取りが難しくなった
  • 日付や曜日がわからなくなることがある

大田区のホームページには、自分でできる「認知症の気づきチェックリスト」が掲載されています。合計が20ポイント以上の場合は、認知機能や社会生活に支障が出ている可能性があるとされています。ただし、チェックリストはあくまで目安で、医学的な診断に代わるものではありません。

大田区の「認知機能検診」は無料

大田区では、50歳から受けられる認知機能検診を実施しています。

  • 対象:区内に住所がある、令和9年3月31日時点で50・55・60歳、65〜85歳の方(すでに認知症の診断・治療を受けている方は対象外)
  • 費用:無料(精密検査は保険診療で有料。紹介状が出る場合は別途費用がかかることがあります)
  • 期間:令和8年7月1日から令和9年2月28日まで
  • 内容:問診とMMSE-J方式の検査
  • 受け方:区の医療機関名簿から実施医療機関を選び、予約して受診します。持ち物は受診券とマイナ保険証(または資格確認書)などです。

対象の方には、6月中旬ごろに区から「がん検診等のご案内」と受診券が郵送されています。なくしてしまった場合は、電子申請または健康づくり課に連絡すれば再発行の手続きができます。医療機関によっては期間中でも受付を終了する場合があるので、早めの予約がおすすめです。

検診の結果とあわせて、お住まいの地域を担当する地域包括支援センターも案内されます。結果に応じて、地域包括支援センターなどから連絡や訪問がある場合もあり、検診をきっかけに相談や支援につながる仕組みになっています。

困ったときの相談先

地域包括支援センター

認知症のことに限らず、高齢者の暮らしや介護の相談は、まず地域包括支援センターへ。お住まいの地域ごとに担当のセンターが決まっています。介護保険の申請、介護サービスの紹介、ご家族の悩みの相談など、幅広く対応しています。ご本人だけでなく、離れて暮らすご家族からの相談も受け付けています。

介護をしているご家族が、心身ともに疲れきってしまうことも少なくありません。「介護がつらい」「自分の時間がまったくない」と感じたら、それも立派な相談の理由です。ショートステイやデイサービスなど、ご家族が休むためのサービスもありますので、遠慮せずに相談してください。

若年性認知症支援相談窓口

65歳未満で発症する認知症を「若年性認知症」といいます。働き盛りの世代で発症することが多く、仕事や家事、家計、子育てなど、高齢の方とは違った悩みを抱えやすいのが特徴です。

大田区には、専門の若年性認知症支援コーディネーターが相談に応じる大田区若年性認知症支援相談窓口があります。

  • 場所:大田区下丸子四丁目23番1号(大田区立特別養護老人ホームたまがわ内)
  • 相談日時:月曜日から金曜日の午前9時から午後5時まで(土日・休日・年末年始を除く)
  • 電話:03-6459-8591
  • 窓口での相談は事前予約制です。対応曜日などは変わることがあるため、まずは電話でご相談ください。

また、区内に住民登録がある64歳以下で、認知症の診断を受け、要支援・要介護認定を受けた方が利用できる「若年性認知症デイサービス」もあります。外出や調理、地域での活動など、社会とのつながりを大切にしたプログラムです。

専門の医療機関

東京都は、認知症の診断や専門医療相談、医療と介護の連携などを担う「認知症疾患医療センター」を指定しています。大田区内では東京都立荏原病院が指定されています。

もしもに備える|見守りの仕組み

高齢者見守りキーホルダー

区内に住民登録がある65歳以上の方は、住所・氏名・緊急連絡先(2名)・かかりつけ医療機関・病歴などを登録し、登録番号の入った「高齢者見守りキーホルダー」を受け取れます。

外出先で急に体調を崩して救急搬送されたときや、道に迷って保護されたとき、ご自身の名前や住所を言えないときに、警察や消防、医療機関が番号から緊急連絡先などを確認できます。登録は地域包括支援センターで受け付けており、電子申請(LoGoフォーム)もできます。内容に変更がなくても、年に一度(誕生月)の更新が必要です。

高齢者見守りメール

認知症などで高齢者が行方不明になったとき、ご家族の依頼により、事前に登録した協力者のパソコンやスマートフォンに、本人の特徴や服装、写真などの情報を配信し、地域に協力を呼びかける仕組みです。

ご家族が行方不明になったときは、警察への捜索届とあわせて、65歳以上の方は担当の地域包括支援センター、64歳以下の方は地域福祉課に依頼します。行方不明の心配がある場合は、事前に相談しておくことがすすめられています。

メールを受け取る協力員の登録は、どなたでもできます。登録する人が地域に多いほど、早い発見につながります。ぜひご登録ください。

つながる|認知症カフェとチームオレンジ

認知症カフェ(オレンジカフェ)

認知症カフェは、認知症に関する情報交換や交流ができる集いの場です。認知症のある方もない方も、ご家族も、気軽に参加できます。区内では地域包括支援センターが主催するカフェが各地で開かれており、一覧は区のホームページで確認できます(予約が必要なカフェもあります)。

ユニークなのが、大田区とセブン&アイ・フードシステムズの包括連携協定にもとづく「オレンジカフェ in デニーズ」です。

  • デニーズ池上通り店:毎月第3水曜日 午後3時〜4時30分(申込先:地域包括支援センター徳持 03-5748-7202)
  • デニーズ大森中店:毎月第3木曜日 午後3時〜4時30分(申込先:地域包括支援センター平和島 03-5767-1875)

飲食代は実費です。休日に当たる場合は開催日が変更になるため、事前に確認してください。身近なファミリーレストランで、お茶を飲みながら気軽に相談や交流ができます。

大田区チームオレンジ

大田区では、認知症の人やご家族の「こんなことに困っている」という支援ニーズと、認知症サポーターを中心とした地域の支援をつなぐ仕組みを「大田区チームオレンジ」として整備しています。認知症について学ぶ「認知症サポーター養成講座」や、さらに学びを深める「ステップアップ講座」も開かれています。地域で認知症の方を見守る仲間として、ぜひ参加してみてください。

よくある質問

Q. 認知機能検診の受診券をなくしてしまいました。
A. 電子申請または区の健康づくり課に連絡すると、再発行の手続きができます。

Q. 親が受診を嫌がります。どうしたらいいですか?
A. 無理に連れて行こうとせず、まずは地域包括支援センターに相談してみてください。「健康診断のひとつ」として認知機能検診をすすめるのも一つの方法です。

Q. 50代でも相談できますか?
A. はい。認知機能検診は50歳と55歳の方も対象です。仕事や生活の悩みは、若年性認知症支援相談窓口でも相談できます。

まとめ

認知症は、誰もがなりうる、そして誰もが支える側にもなる、身近な病気です。大切なのは、早めに気づいて、一人で抱え込まずに相談することです。大田区には、無料の認知機能検診、地域包括支援センター、若年性認知症の相談窓口、認知症カフェ、見守りの仕組みなど、たくさんの支えがあります。

私は、認知症になっても住み慣れた地域で安心して自分らしく暮らせる大田区をつくりたいと考えています。ご家族の介護の悩みや、地域での見守りの取組について、皆様の声をこれからも区政に届けてまいります。お困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。

大田区議会議員 佐藤 なおみ

※記載の内容は、大田区「認知機能検診について」(2026年4月1日更新)、「認知機能検診のススメ」(2026年6月8日更新)、「若年性認知症について」(2026年10月1日更新)、「高齢者見守りキーホルダー・高齢者見守りシール」、「大田区高齢者見守りメール」、「認知症カフェ」(2026年10月8日更新)、「大田区チームオレンジ」の情報にもとづいています。最新の情報は区のホームページでご確認ください。

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