皆様、こんにちは。大田区議会議員の佐藤なおみです。いつも大田区政へのご協力に感謝しております。
今年も残りわずかとなってきました。新しい年を迎えるにあたり、「今年の初詣はどこに行こうかな」と考えている方も多いのではないでしょうか。大田区には、歴史ある神社やお寺、そして地域の方々が大切に守ってきた七福神めぐりのコースがたくさんあります。遠くの有名な寺社まで足をのばさなくても、身近な地域で心あらたに新年を迎えることができます。
この記事では、東京都や大田区の観光情報などをもとに、区内の主な初詣スポットと七福神めぐり、1月の行事を紹介します。あわせて、年末年始に体調をくずしたときの休日診療や相談窓口もまとめました。おでかけ前に、ぜひご家族で確認してください。
まず結論|大田区の主な初詣スポット
- 池上本門寺(池上):日蓮聖人ゆかりの大寺院。関東最古の五重塔があります。
- 穴守稲荷神社(羽田):朱色の鳥居が続く、羽田の信仰の中心。旅行や航空の安全を願う方も訪れます。
- 新田神社(矢口):新田義興をまつる神社。「多摩川七福神」めぐりの出発点です。
- 七福神めぐり:池上七福神、多摩川七福神は、一年を通してめぐることができます。
- 年末年始の休日診療:12月29日から1月3日まで、医師会館などで内科・小児科の診療があります。

池上本門寺|日蓮聖人ゆかりの地で新年を
池上本門寺は、日蓮聖人が弘安5(1282)年に入滅した地とされています。日蓮聖人に帰依していた池上宗仲が、屋敷の一部を寄進したことが始まりとされ、今も多くの方が訪れる大寺院です。
境内にある五重塔は、慶長13(1608)年に、二代将軍・徳川秀忠の乳母である正心院の発願で建てられたもので、高さは約29メートル。関東で最古の五重塔とされ、国の重要文化財に指定されています。元禄年間に建てられたケヤキ造りの総門も、区の文化財です。
最寄り駅は東急池上線の池上駅で、徒歩約15分です。新年の澄んだ空気の中、境内をゆっくり歩くのもおすすめです。
池上七福神めぐり
池上本門寺の周辺には、池上七福神のコースがあります。昭和56(1981)年に地元有志の願いで始まったもので、「七難即滅・七福即生」(7つの災難が除かれ、7つの幸福を授かる)という言葉に由来するといわれています。
- 曹禅寺(布袋尊)
- 微妙庵(毘沙門天)
- 本光寺(大黒天)
- 厳定院(弁財天)
- 本成院(福禄寿)
- 妙見堂(寿老人)
- 養源寺(恵比寿天)
全体で約5.5キロ、所要時間は約3時間が目安です。年間を通してめぐることができますが、寺社によって受付時間が異なりますので、お出かけ前に確認してください。
少し先の楽しみ|池上梅園
池上本門寺の近くにある区立の池上梅園では、紅白あわせて30種類あまりの梅が植えられていて、早春に紅白の花を咲かせます。見ごろは例年2月から3月上旬です。入園料は大人100円、子ども20円で、65歳以上の方や6歳未満のお子さんなどは、申し出と確認書類で無料になります。初詣で池上を訪れたら、「梅の季節にまた来よう」と予定を立てるのも楽しいですね。
穴守稲荷神社|羽田の「穴を守った」お稲荷様
羽田にある穴守稲荷神社は、江戸時代、羽田の新田開発にあたって、海の堤防を守る神として稲荷神をまつったのが始まりとされています。大暴風雨で堤防に穴があいて決壊しそうになったところを乗り越えたことから、「穴を守る稲荷」として名づけられたと伝えられています。
朱色の鳥居がずらりと並ぶ景色は圧巻です。羽田空港に近いことから、旅行や航空の安全を願って訪れる方もいます。最寄り駅は京急空港線の穴守稲荷駅で、徒歩約5分です。
例年、正月の1日から3日には、羽田地域の稲荷神社をめぐる「羽田七福いなりめぐり」も行われています。
新田神社と多摩川七福神
矢口にある新田神社は、南北朝時代の武将・新田義興をまつる神社です。新田義興は、新田義貞の次男で、延文3(1358)年に、多摩川の矢口の渡しで謀略にあって命を落としたと伝えられています。その霊をしずめるため、地元の人々がまつったのが始まりとされています。
江戸時代には、平賀源内が境内の竹で厄除けの矢をつくって広めたといわれ、今の破魔矢の起源のひとつとされています。
新田神社は、地域のまちおこしとして町会・自治会や商店会が中心となって設けた多摩川七福神めぐりの出発点でもあります。大田区が紹介しているモデルコースでは、東急多摩川線の武蔵新田駅を出発し、新田神社、頓兵衛地蔵、矢口中稲荷神社、氷川神社、延命寺、東八幡神社、十寄神社をめぐって新田神社に戻ります。御朱印色紙は新田神社の社務所で販売されていて、一年を通してめぐることができます。
1月の行事もチェック
初詣とあわせて、地域ならではの新年の行事にも足を運んでみてはいかがでしょうか。
- 六郷神社「七草こども流鏑馬」(1月7日):はかま姿の男の子たちが的に向かって矢を放つ神事で、東京都の無形民俗文化財に指定されています。
- 徳持神社(1月):例年、とんど焼きや、大森鳶組合による新春のはしご乗りが行われます。
日程や内容は年によって変わることがありますので、各神社の案内で確認してください。
おさらい|神社とお寺のお参りのしかた
初詣は神社でもお寺でもかまいません。ただ、お参りのしかたには違いがあります。
- 神社:鳥居の前で一礼し、手水舎で手と口を清めます。お賽銭を入れ、鈴があれば鳴らしてから「二礼二拍手一礼」(2回おじぎをし、2回手をたたき、最後にもう1回おじぎ)でお参りするのが一般的です。
- お寺:山門で一礼し、お賽銭を入れたら、手を合わせて静かにお祈りします。お寺では、手をたたかないのが一般的です。
作法は寺社によって異なる場合もありますので、境内の案内があればそれにしたがいましょう。何より大切なのは、感謝の気持ちを込めてお参りすることです。
初詣を気持ちよく楽しむために
- 混雑を避けるなら:元日の日中は混み合うことが多いため、小さなお子さんや高齢の方と一緒のときは、三が日を外した日や朝の早い時間なども検討してみてください。
- 公共交通機関で:周辺の道路や駐車場が混み合うことがあります。電車やバスの利用がおすすめです。
- 寒さ対策をしっかり:行列に並ぶこともあります。防寒着や手袋、温かい飲み物があると安心です。
- 小銭の準備を:おさい銭やお守り、御朱印のために、小銭を用意しておくとスムーズです。
- ゆずり合いを:参道では立ち止まらず、ベビーカーや車いすの方に配慮しましょう。
年末年始に体調をくずしたら|休日診療と相談窓口
区役所などの窓口は、12月29日から1月3日までお休みになります。この期間に急な病気やけがをしたときのために、大田区では休日診療の体制を整えています。
令和8年度(2026年12月29日〜2027年1月3日)の主な体制は次のとおりです。
- 内科・小児科:大森医師会館、田園調布医師会館、蒲田医師会館で毎日、9時〜11時30分、13時〜21時30分
- 歯科:大森歯科医師会館、蒲田歯科医師会館で毎日、9時〜17時
- 薬局:区内3か所の薬局で毎日、9時〜22時
このほか、東邦大学医療センター大森病院(3号館)の小児科初期救急は、1月2日・3日の9時〜17時に診療します。なお、外科は期間中休診です。また、大森歯科医師会館は12時〜13時が休憩時間です。
受付は原則として診療時間の30分前までで、事前に電話をしてから行くことがすすめられています。スケジュールは変更になることがありますので、最新の情報は区のホームページで確認してください。

受診に迷ったときの電話相談
- 救急車を呼ぶか迷ったら:東京消防庁救急相談センター #7119(24時間年中無休)
- 子どもの急な病気:子供の健康相談室(小児救急相談)#8000(年末年始は毎日8時から翌朝8時まで)
- 開いている医療機関を探す:東京都医療機関・薬局案内サービス「ひまわり」03-5272-0303(電話案内、24時間)
もちろん、命にかかわるような緊急のときは、迷わず119番に通報してください。年末年始は、かかりつけの医療機関も休みになることが多いので、常備薬や持病の薬が足りているか、早めに確認しておくと安心です。
帰省で家族が集まるときに話しておきたいこと
年末年始は、離れて暮らす家族が顔を合わせる貴重な機会です。ご実家の防犯対策や、特殊詐欺への備え、いざというときの連絡先など、普段はなかなか話せないことを確認しておくのもおすすめです。年末年始のごみの収集日や、防犯補助金などの区の制度についても、関連記事にまとめていますので、あわせてご覧ください。
よくある質問
Q. 初詣はいつまでに行けばいいですか?
A. はっきりした決まりはありませんが、松の内(関東では一般に1月7日まで)に行く方が多いようです。混雑を避けて、1月中旬以降にお参りしてもかまいません。
Q. 古いお守りやお札はどうすればいいですか?
A. いただいた寺社に納めるのが一般的です。年末年始は、古いお札やお守りを納める場所を設けている寺社も多いので、お参りのときに確認してみてください。
Q. 七福神めぐりは正月しかできませんか?
A. 池上七福神と多摩川七福神は、一年を通してめぐることができます。気候のよい時期に、散歩をかねて楽しむのもおすすめです。
まとめ
大田区には、池上本門寺や穴守稲荷神社、新田神社など、長い歴史をもつ寺社があり、地域の方々が守り伝えてきた七福神めぐりや新年の行事もあります。身近な地域の寺社をめぐることは、わたしたちのまちの歴史や文化をあらためて知るきっかけにもなります。
私は、こうした地域の伝統や文化を大切にしながら、だれもが安心して暮らし、楽しめる大田区をめざして取り組んでまいります。皆様にとって、新しい年が健やかで実り多い一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
大田区議会議員 佐藤 なおみ
※記載の内容は、大田区「年末年始の休日診療等」(2026年9月1日更新)、「多摩川七福神パワースポット巡り」、「池上本門寺」、東京観光財団「大田区 池上」ガイド(2026年6月発行)などの情報にもとづいています。行事の日程や受付時間は変更になる場合がありますので、最新の情報は各寺社や区のホームページでご確認ください。
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